February 1, 2012
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小説が書かれ、また読まれるのは、人生がただ一度きりであることへの抗議だと思います。

北村薫

January 31, 2012
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January 27, 2012
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あなた方は薔薇を見れば美しいと仰言り、蛇を見れば気味がわるいと仰言る。
あなた方は御存知ないんです、薔薇と蛇が親しい友人で、夜になればお互いに姿を変え、
蛇が頬を赤らめ、薔薇が鱗を光らす世界を。
兎を見れば愛らしいと仰言り、獅子を見れば怖ろしいと仰言る。
御存知ないんです、嵐の夜には、かれらがどんなに血を流して愛し合うかを。
神聖も汚辱もやすやすとお互いに姿を変えるそのような夜を御存知ないからには、
あなた方は真鍮の脳髄で蔑んだ末に、そういう夜を根絶やしにしようとお計りになる。
でも夜がなくなったら、あなた方さえ、安らかな眠りを二度と味わうことはおできになりません。

サド侯爵夫人

January 25, 2012
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ティム・バーナーズ・リーかく語りき(1997頃)


“Webの将来についてですが、最悪の場合のシナリオは次のようなものです。

オペレーティングシステムが組み込まれたコンピュータを購入します。
家に持ち帰って電話につないで、情報空間を探索し始めます。
するとすぐにトピックがリストになって出てきます。
ショッピングのセクションへ入って行って、新しい靴を注文します。
それから政治のセクションへ行き、政見を読みます。

一見問題はないように見えますか、知らないうちにコンピュータが
動き始める場所が実はある特定の企業にコントロールされている
のです。

自分で選んで買った靴はあらかじめ選択された靴店の商品であり、
選挙の候補者も慎重に選びだされていて、ある特殊な世界観などを
押しつけられているのです。”

# 「インターネットヒストリー」P207

January 24, 2012
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ボキャブラリーが感情を凌駕することは、永遠にない。
January 18, 2012
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吉野弘 /祝婚歌

二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい

完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい

二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい

立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい

健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい

そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい

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8割でよしとしよう

完全な表現はありえない。8割でよしとすることにしよう。このように考えないと、いつまでたっても完成しない。実際のところ、あなたは生きている。生きているということは考え方・技法・知識・経験がどんどん変化しているということだ。しかしながら書かれた文章は変化しない。ということは、ここが気に食わない、あそこを修正したい、という作業を永遠に続けることになってしまうではないか。

もちろん、その時点での最善は尽くそう。よりよい表現を心がけよう。でも、ある程度のところで、次に進もう。99%の完成度に10年かかるより、80%の完成度に半年の方がよい場合がはるかに多いものだから。

January 17, 2012
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January 9, 2012
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